本当に手術をして、
その日のうちに
退院できるの?
傷んだりしないかな?
日帰り手術のメリット
入院したその日のうちに、ご自宅へ帰れます*。
高度先進医療を先取りした日帰り手術は、身体・精神面の負担が軽く仕事や家事で忙しく、なかなか時間がとれない方にも朗報です。
「他の医院では1週間の入院が必要と言われていたのに、 どうして日帰りで手術ができるのですか?」
とよく質問を受けます。基本的には入院を必要とする手術と大きな差はないと考えてください。 ただ今の日本の医療事情は、はじめから入院日数を決めてしまっている病院(クリニカルパス)がほとんどで、健康な若い人でも、合併症のあるお年寄りでも同じ入院日数に設定しています。
日帰り手術センターでは、基本的に食事ができる方には痛み止めの薬を持って帰ってもらって、病院で安静にする代わりに自宅で自己管理をしていただくので、日帰りでの手術治療が可能なのです。
つまり、そのことを充分に説明して理解していただけ、なおかつ手術後に日帰りで帰宅できる地域にお住まいの方が対象となります。
ただし、帰宅時に付き添える人が必要です。
不安のある方には、1泊、2泊といった選択肢もご用意しています。 日帰り手術は、本当に患者さんの立場に立って考えられたメリットのある医療です。
多根総合病院 日帰り手術名誉センター長 院長 丹羽 英記
*適応条件
- 日帰り手術の適応であること
- 患者さんが日帰り手術を理解し希望されていること
- 医師・DSコーディネーターの説明を受けたうえで、患者さんが納得し、協力的であること
- 生活自立上大きな問題がなく、介助や介護が最小限であること
- 帰宅に付き添える家族や知人がいること(一人暮らしでないこと)
- 通院の際の交通手段に支障がないこと