カプセル内視鏡・小腸内視鏡

新しい技術で、より楽に正確に検査できるように
積極的に取り組んでおります。

新しい技術の内視鏡検査

胃カメラ(上部内視鏡検査)

上部消化管内視鏡検査や大腸内視鏡検査(CS)を施行しても原因が同定できない消化管出血や貧血の原因検索に汎用されています。

外来で検査予約をし、検査自体も外来診療で行います。検査前日と当日の軽度の制限食 のみで腸管前処置のための下剤内服は必要ありません。検査当日朝9時頃来院し衣服の下に モニターを装着しカプセル(2.6×1.1cm)を飲みます。その後、一旦離院し夕方16時頃、再度来院してい ただきモニターを外して検査終了です。後日外来にて結果説明を行います。

大腸カプセル内視鏡(CCE)

現時点での位置づけはCSが狭窄以外の理由(癒着や大腸過長症、疼痛閾値が低い上に麻酔が効きにくい、 など)で挿入困難な患者さんに良い適応があると考えます。

その理由は、大腸カプセル内視鏡検査もCSと同様に1~2Lの下剤内服による腸管 前処置が必要であり、カプセル(3.1×1.1cm)内服後もカプセルを大腸へ押し流す ために2,3Lの下剤や水を追加内服する必要があり、CSより楽とはいえないからです。 その上、診断精度はCSより劣り、もちろん生検やポリペクトミーもできません。

ダブルバルーン小腸内視鏡検査(DBE)

主に①小腸精査・治療と②術後腸管患者のERCP(胃切後B-II, R-Y再建、膵頭十二指腸切除後)に使用します。

①小腸出血の内視鏡的止血、ポリープや腫瘍の観察・生検・ポリペクトミー。

②通常のERCP用内視鏡では到達できない距離ですがDBEであれば輸入脚を逆行し 肛門側より十二指腸乳頭へ到達しERCPを行うことができます。

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