2018.12.23


生活機能を見据えたリハビリテーション 4



当センターでは、食事・排泄・入浴等のサービスに加え個別機能訓練について、対象となる利用者の皆様の生活歴や想いを中心とし、専門職を交え多職種で意見交換しサービスの提供へつなげています。

 

日常生活の場において、
・自身に役割があること
・自身に希望や目標があること
・自身と他者との間に頼り頼られの人間関係があること
等を大切にし、当事者オリジナルのプログラムを設定しています。

 

Dさんのプログラムを紹介します。

洗濯室にて洗濯・乾燥が終わった入浴用の大小のタオルを大きさ別に分け、たたむ作業をお願いしています。
はじめはスタッフと一緒に行っていましたが、この作業においてはDさんが比較的苦手ではない作業だったのか、おひとりでスピーディーにこなされるようになりました。

 

周囲のたくさんの方から感謝の言葉をもらっておられます。
Dさんには難しい作業もありますが、このお仕事については大活躍されています。
Dさんがご利用されていない日については別の方が引き継ぎされているものもあります。
次回はそれを紹介したいと思います。

 

 

生活相談員 片岡