私たち社会医療法人きつこう会は、創設者である初代理事長多根要之助が掲げました「愛を原理とし、秩序を基礎とし、進歩を目的とす」を理念として、地域の皆様に全人的な医療・介護・予防を展開して参りました。
これも地域の診療所の先生方をはじめ医師会・各病院関係団体や大学の皆様、医療介護関連事業を手掛ける事業者の皆様、そして何よりも地域の皆様のご支援により、70年という長い年月にわたり地域貢献を継続させていただくことができたものと、ここに深く感謝申し上げます。
さて、皆様もご存じのとおり、第7次大阪府医療計画(2018年度から2023年度)では“可能な限り府民の皆様が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられる社会の実現を目指す” いわゆる地域包括ケアシステムの構築の行政計画が示され、まさに医療と介護福祉の連携促進が喫緊の課題とされております。
その推進のため、私たちは2014年「KHS®きつこう会ヘルスケアシステム」 という地域の皆様を中心とした、病院や診療所介護サービスとの連携を目的とした医療介護連携システムを構築いたしました。
この連携システムを基盤とし、地域包括ケアシステムの促進に率先して取り組んで参りたいと考えております。