後期臨床研修

多根総合病院では、初期臨床研修を終了した医師を対象により専門的な知識を身につけていただくため、後期臨床研修プログラムを用意しております。 現在、下記診療科にて後期臨床研修医を募集しております。

募集中の診療科 一般外科コース脳神経外科コース内科コース消化器内科コース神経内科コース麻酔科コース整形外科コース救急科コース

一般外科

一般外科当院外科は大阪大学関連施設の中で消化器外科手術件数が最も多く年間1500件を越えています。その内訳は悪性疾患、急性腹症、日帰り手術など多岐にわたっています。
当院は大阪府がん拠点病院であり、悪性疾患の手術を多く経験することができます。 各疾患グループの指導医が指導にあたり、腹部悪性疾患の標準手術を修得できます。 放射線治療センター、外来化学療法室、緩和ケア病棟も併設しており、集学的な癌治療を学べます。 緊急手術が多いのも当院の特徴です。救急指定病院であり、全国でもまれな急性腹症科を併設していることから、年間300件以上の緊急手術を行っています。 後期研修では虫垂炎、胆嚢炎、消化管穿孔、イレウスなどをはじめとした代表的な急性腹症に対する手術、治療を多数経験することができます。
また、当院外科の特徴として腹腔鏡下手術を積極的に取り入れているということがあります。 胃癌、大腸癌などの悪性疾患や、虫垂炎、胆嚢炎、消化管穿孔、イレウスなどの急性腹症にも腹腔鏡下手術を行っており、年間の手術件数は500件を越えています。 当院外科では臨床経験だけでなく、学術面の指導にも力を入れており、3年間の間に多数の学会発表を経験できます。論文発表や国際学会への発表も行われています。 カンファレンスは、外科においてキャンサーボードを毎週開催しており、悪性疾患の症例検討を他科、他職種と合同で行っています。 また急性腹症科の急性腹症カンファレンス、消化器内科の内視鏡カンファレンスにも参加して、急性腹症症例、内視鏡治療症例に対する知識を深めております。
最後に、当院外科は「仕事は楽しく」がモットーであり、仕事はきっちりしますが、楽しい職場です。 平成26年度は3名の後期研修医が外科におりますが、多数の手術症例に恵まれ、楽しく研修を行っております。 後期研修をお考えの先生は是非、一度見学に来てみてください。その楽しい雰囲気がわかっていただけると思います。

外科後期研修担当 : 外科統括部長 小川 淳宏
e-mail : info@tane.or.jp

施設基準

  • 日本外科学会専門医精度修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医制度修練施設
  • 日本がん治療認定医機構 認定研修施設
  • 日本消化器内視鏡学会 指導施設
  • 日本消化器病学会 関連施設
  • 日本大腸肛門病学会 関連施設
  • 日本栄養療法推進協議会 NST稼動施設
  • 日本静脈経腸栄養学会

栄養サポートチーム専門療法士認定規則 実地修練認定教育施設

プログラム

後期研修期間は基本的に3年間ですが、それ以降も常勤医として就職可能です。
日本外科学会の教育プログラムに準じて外科研修を行い、3年間で専門医の取得条件を満たす研修ができます。

1年次 週1~2回の外科外来と5~10名の入院患者を担当。指導医の下、手術を学びます。 虫垂炎、ソケイヘルニア、胆嚢摘出術などの執刀医となります。 各疾患グループの指導医の下、胃癌、大腸癌などの受け持ちを行い、手術、治療を学びます。救急外来、上部、下部内視鏡検査を各週1回ずつ担当。 地方会を中心とした学会発表を経験します。
2年次 週2回の外科外来と、5~10名の入院患者を担当。胃癌、大腸癌、乳癌などの手術の執刀医を経験します。 全国レベルの学会に発表を経験します。
3年次 外科の基本的な手術を全て術者として執刀できるレベルに到達します。 論文発表を行い、国際学会発表も可能です。外科専門医を修得します。
4年目以降 希望する大学、医局(例、阪大病院・市大病院)、及び他施設への紹介を責任を持って行います。 もちろん、当院への就職も可能です。

外科後期研修医からのメッセージ

外科後期研修医からのメッセージ外科 奥野 潤
平成23年度初期研修医として多根総合病院に入職
平成25年度から外科後期研修医

外科医としては症例数を数多く経験することが必要だと思いますが、多根病院の外科は大阪大学関連病院では最多の全麻症例数を持ち、良性疾患、悪性疾患ともに豊富な症例を経験できたと感じます。
外科専門医取得に必要な症例は経験できますし、自分は乳腺外科志望であったため、特に多くの乳癌症例を経験させていただきました。
また、救急医療が充実しているため、外科的な救急対応(挿管、トロッカー留置、緊急手術など)も学べ、外科医として基本的な手技や考え方を学べたと思います。
後期研修中も入局する必要はなく、後期研修を終えた後、大阪大学以外の医局に入局される方もいます。
非常に活気があり、仕事も趣味も両立できる、外科医にとっては理想的な職場であると感じています。
まずは見学に来て、多根病院の楽しい雰囲気を味わって見てください!


外科 清水将来
平成23年度初期研修医として多根総合病院に入職
平成25年度から外科後期研修医

私は卒後4年目で、この病院で2年間の初期研修を経た後、外科後期研修医として、残りました。
それにはいくつかの理由があります。まずこの病院の雰囲気がとてもよく働きやすい病院であったことです。
例えば総合医局であり、研修医も含め、内科、外科問わず同じ空間で仕事をしており、非常に居心地のいい場所になっています。
仕事上でも他科の先生にコンサルトや紹介などはもちろんのこと、ちょっとした相談や意見を聞いたりなども気軽にできます。
次に多くの手術症例を担当できるということです。後期研修1年目、2年目は胃癌、大腸癌症例を担当させてもらえますし、3年目には熟練度に応じて食道癌、PD症例なども担当させてもらえます。
もちろん執刀もさせてもらえ、モチベーションの向上につながります。癌症例だけでなく、急性腹症科や日帰り手術センターもあり、数多くの急性腹症、鼠径ヘルニア、胆石症などの手術も経験できます。
その他にもいいところはたくさんありますが、是非一度見学していただけたらなと思います。


外科 金森浩平
平成24年度初期研修医として多根総合病院に入職
平成26年度から外科後期研修医

当院で初期研修終了し、今年度から外科医として研修を開始しました。 主治医として患者さんの診療にあたるということの責任の重大さと、大きなやりがいを実感しながら日々研修に励んでいます。
アットホームな雰囲気で、指導医には相談しやすく、充実した研修生活を送っています。
当院では手術症例が非常に多く、緊急手術も年間300件以上施行しています。
多彩な症例を経験できる一方で、急性虫垂炎や急性胆嚢炎など基本的な手術手技も十分に経験することができます。
外科医として働いていくと、色々な壁に直面することも多くなっていくと思いますが、しっかり悩み、壁を乗り越え、成長できる環境であると思います。
是非一緒に働きましょう。見学お待ちしてます。

脳神経外科

脳神経外科当院の脳神経外科は1979年に地域の脳神経外科救急施設として誕生し、現在は頭部外傷、脳血管障害を中心に神経領域の患者様が年間1,100人以上入院されます。
脳神経外科は神経・脳卒中センター(脳神経外科、神経内科、脳血管内治療科、脊髄神経外科)の一部門として機能しているため、逆に脳動脈瘤クリッピング術、血管吻合術、頸部内頚動脈の内膜剥離術、腫瘍摘出術といった顕微鏡手術ならびに術後管理のみならず、急性期脳梗塞の内科的治療、各種神経疾患、脳血管内手術(コイル塞栓術、ステント留置術等)、脊髄外科手術などを学ぶことができます。
また回復期リハビリテーション病院が併設されているため患者さまの長期の経過、リハビリテーションも学ぶことができます。

施設基準

  • 日本脳神経外科学会専門医認定制度による訓練指定施設(A項)
  • 日本脳卒中学会認定専門医研修施設、日本救急医学会認定救急科専門医指定施設

プログラム

後期研修期間は、脳神経外科専門医(できれば脳血管内治療専門医も併せて)を受験する直前までの4年間が基本です。 この間特に大学医局に所属する必要はありません(もちろん希望があれば別です)。

1・2年次 神経学的所見の取り方から、基本的な手術操作、術後管理までの基礎を身につけてもらいます。
3・4年次 外来診察、顕微鏡手術といった専門医として必要な知識、技術を身につけ、専門医試験受験に備えてもらいます。
この間、必要に応じて当院職員として、国内外の施設への留学も可能です。 また5年目以降当院のスタッフとして残ることも可能ですし、希望する大学医局、他施設への紹介も可能です。

内科

内科当院内科は現在、循環器内科と総合診療内科の二つに大きく分かれています。 6人の常勤医のうち2人が循環器専門医の資格を持っています。 循環器科では主に虚血性心疾患および末梢動脈疾患を中心としたカテーテル治療、急性心不全・慢性心不全の治療、ペースメーカー植込み術による不整脈治療を対象疾患としています。
近年、高齢化社会を反映して当院でも動脈硬化疾患の増加を認めます。当科は動脈硬化の原因となる糖尿病、脂質異常症のような内分泌代謝異常の治療を最も得意とする診療科です。
具体的な当科の成績に関しては、1984年から心臓カテーテル検査を開始し、既に総カテーテル件数は約8800例に達しています。
この多くの経験を生かし、冠動脈疾患に対して経皮的冠動脈形成術、末梢動脈疾患に対しては経皮的血管形成術といった血管内治療を中心に展開しています。
また総合診療内科と協力して、肺炎、慢性閉塞性肺疾患を中心とした呼吸器疾患の入院治療も行っています。

施設基準

  • 日本内科学会認定教育関連病院
  • 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設

プログラム

プログラムの概要

研修期間中に専門医養成のための基礎教育を行い、専門分野の疾患だけではなく一般的内科疾患もできるだけ多く経験していただき、各症例についてインフォームドコンセントも含め自分で判断し、全人的な治療ができるように研修していただきます。

プログラムの特徴

内科、循環器内科専門診療のための基礎教育内科初期研修の6カ月だけでは、広範な内科領域の基礎臨床能力はつきません。当科では後期研修で、プライマリ・ケアから専門診療までを一つの流れとしてとらえ無駄のない医療ができるように総合診療科と協力して研修体制をとっています。
尚、卒後後期研修期間は研修目的にあわせ相談の上決定させていただきます。

消化器内科

概要

概要当院は304床の中規模病院であり、消化器内科は7人在籍しており40~50床を担当する。 胃十二指腸潰瘍・胆道炎・肝炎などのcommon diseaseから癌・炎症性腸疾患(IBD)まで幅広く診療を行っている。 救急が盛んなため、消化管出血・異物・胆管炎・膵炎・イレウス・腹膜炎などの緊急性の高い疾患を多く経験する。 また緊急内視鏡hot lineを導入しており緊急内視鏡的止血術・内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)による胆管ドレナージ症例も豊富である。 待機症例は食道・胃・大腸の早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や進行癌に対する化学療法、消化管・胆管の悪性狭窄に対するステント留置、肝炎に対する抗ウイルス療法や肝癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)・肝動脈化学塞栓術(TACE)を中心に施行している。近年は超音波内視鏡(EUS)による診断(FNA)や治療(interventional EUS: EUS-guided Biliary Drainage, EUS-guided Cyst Drainage etc.)も行っている。また消化器内科医は一般内科医として肺炎・尿路感染・心不全・腎不全・糖尿病などの診療にも当たるため医師としての厚みを養うことができる。

目標

外来/病棟において一般内科医としての緊急対応ができ、消化器医としての専門的な治療ができるようになる。 手技においては一般的な検査と、自分が選択したエリアにおいては専門的な治療が単独で可能なレベルになる。 内科認定医・消化器病学会専門医・消化器内視鏡学会専門医を取得し、発表や論文などの学術的活動を経験する。

日常業務

日常業務
  • 外来・・・1回/週
  • 病棟・・・患者7人程度
  • 病棟当直・・・4回/月程度
  • EGD/CS・・・3枠/週ずつ
  • カンファレンス・・・

消化器外科/内科合同カンファレンス
(1回/週:月曜16:00)
消化器内視鏡カンファレンス
(1回/週:金曜7:30)
消化器内科抄読会・ガイドライン勉強会
(1回/月:不定)
Trial Conference
(1回/月:不定)
急性腹症カンファレンス
(1回/月:第一火曜7:45)
医局勉強会
(1回/月:第3水曜17:10)
手技経験:

  • 上部消化管内視鏡検査・・・5000件/年
    レジデント:600~800件/年 (3枠/週)→3年目すぐから開始
  • 下部消化管内視鏡検査・・・2500件/年
    レジデント:300~500件/年 (3枠/週)→4年目すぐから開始
  • 内視鏡的止血術(上部;高周波、クリップ、EVL、局注)・・・80件/年
    レジデント: 3年目後半から開始(※原則的にfirstはレジデントが行う)
  • 下部ポリペクトミーおよびEMR
    レジデント:3年目後半から開始
  • ESD・・・60件/年
    レジデント:ブタの切除胃でのESD Hands on Trainingを行った後→4年目から開始
  • ERCP・・・250件/年
    レジデント:4年目から開始
  • RFA/PEIT・・・30件/年
    レジデント:腹部USスクリーニングを習得後→3年目前半から開始
  • PTGBD/PTCD
    レジデント:腹部USスクリーニングを程度習得後→3年目前半から開始
  • PEG・・・50件/年
    レジデント:数回見学した後に開始・・・3年目前半
  • EUS・・・120件/年
    レジデント:4年目以降に開始(胆膵領域を専門と考える医師が対象)
  • 小腸ダブルバルーン内視鏡
    大腸内視鏡検査盲腸到達率が90%を超えたら施行許可
  • 学会発表
    日本消化器内視鏡学会・消化器病学会・腹部救急医学会・国際胃癌学会(IGCC)、欧州消化器病週間(UEGW)、米国消化器病週間(DDW)、SGI(韓国)、各種研究会などで発表 論文執筆 日本消化器内視鏡学会誌・腹部救急医学会雑誌・Digestive Endoscopy・World Journal of Gastroenterology・多根病院誌などへ投稿
  • 資格取得
    3~4年目に内科認定医、6~8年目程度で消化器病学会専門医・内視鏡学会専門医など
    〈実際のレジデントの週間スケジュールの例〉
午前 EGD EGD US/RFA CS EGD
午後 CS 治療内視鏡 CS 治療内視鏡 外来

施設基準

  • 日本内科学会認定教育関連病院
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本消化器病学会関連施設
  • 日本癌治療認定機構認定研修施設
  • 日本大腸肛門病学会関連施設
  • 日本栄養療法推進協議会 NST稼働施設
  • 日本静脈経腸栄養学会 NST専門療法士認定規則 実地修練認定教育施設

プログラム

3年間をかけて、基礎を固めるところから専門的で高度な技術の習得まで目指す。
希望に応じて1年間のみの研修も検討する。状況や能力にもよるが6年目以降も当院への就職は考慮される。

1年次 救急外来と通常外来と病棟業務に習熟する。
US,EGD,CS,内視鏡止血が単独でできるようになる。
ESD,ERCP,PTBDなど高度な手技の介助ができるようになる。
2年次 癌やIBDなど高度な知識を要する患者の外来・入院管理を行う。
ESD,ERCP,PTBDなど高度な手技のfirst術者となる。
3年次 癌やIBDなどの治療戦略を自分で決められるようになる。
ESD,ERCP,PTBDなど高度な手技が単独で完遂できるようになる。
(ここまでには必ず内科認定医を取得する)
4年次 (※当院への就職、希望する他施設への紹介を責任持って行います)

神経内科

当院の神経内科では、脳卒中や意識障害・痙攣・頭痛などの神経救急疾患、パーキンソン病・多発性硬化症などの神経変性疾患、および末梢神経障害などの診療にあたっています。
特に、脳卒中症例は脳外科と共同で脳卒中センターを運営しており、24時間365日患者搬送を受け入れています。虚血性脳卒中(脳梗塞・一過性脳虚血発作)だけで年間約350件以上の入院症例があり、rt-PA療法適応症例が多いのも特徴です。また、回復期リハビリテーション病院を併設しているため、急性期から回復期までのリハビリテーションに関わることができます。

施設基準

  • 日本神経学会認定教育施設
  • 日本脳卒中学会認定専門医研修教育病院

プログラム

後期研修は、神経内科専門医・脳卒中専門医がマンツーマンで指導にあたり、神経学的診察法、鑑別診断といった基本事項よりトレーニングを行いますので、初期臨床研修で神経内科経験のない先生でも安心して研修を開始して頂くことができます。

1・2年次 神経学的診察法、急性期脳卒中の診断・治療、神経救急疾患(痙攣・頭痛・髄膜脳炎など)・神経変性疾患・神経免疫疾患(パーキンソン病・脊髄小脳変性症・ 多発性硬化症など)・末梢神経障害などの診断・治療、および頚動脈エコー検査・経食道心エコー検査・経頭蓋ドップラー検査・神経電気生理検査の施行と解釈 について十分に習得できます。また、当院は日本神経学会認定教育施設であり、最短で神経学会専門医受験資格を得ることができます。
3年目以降 当院で3年目研修を継続するか、他施設(主に大阪大学神経内科関連研修施設)で研修を継続するか、各々の希望に応じて対応しています。

平成21年度入院診療実績

神経内科 入院患者数 608例
虚血性脳血管障害 368例
rt-PA療法施行症例 28例
機能性神経疾患(痙攣・頭痛など) 103例
神経変性疾患(パーキンソン病、ALSなど) 36例
神経感染症(髄膜炎・脳炎など) 20例
神経免疫疾患(多発性硬化症・重症筋無力症など) 9例
その他(末梢性顔面神経麻痺、認知症など) 71例

麻酔科

当院麻酔科は、大阪市内・近郊20以上の麻酔科研修施設(1万ベッド超・年間麻酔症例数約4万4千件)が参加する「麻酔総合研修システムin OSAKA」に登録しており、卒後3~8年目までの6年間を、当院を含めた複数の施設で研修していただくことができ、全ての麻酔領域において高い水準の実力をつけていただくことが可能です。 参加施設には国立循環器病センター、大阪府立母子保健総合医療センター、大阪府立急性期総合医療センター、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターなどをはじめ、様々な専門分野に特化した施設で麻酔科医としてさらなる修練を積むことができ、スムーズに学会認定医・専門医の資格を取得することができるシステムとなっております。  研修プログラムの詳細についてはこちらの麻酔総合研修システムin OSAKAホームページを参照してください。

施設基準

  • 日本麻酔科学会認定麻酔指導施設

整形外科

当院整形外科では、救急医療、慢性疾患、基本手技、医療記録の4つの項目に分けて、整形外科医として必要なスキルの修得を目指します。詳しい内容は下記のプログラムをご覧下さい。研修終了後にあらためて雇用契約を結び、引きつづき医員として入職することも可能です。

プログラム

必須:◎ 1年以内に修得することが望ましい:○

救急医療 一般目標 運動器救急疾患・外傷に対応できる基本的診療能力を習得する。
行動目標
  1. ◎多発外傷における重要臓器損傷とその症状を述べることができる。
  2. ◎骨折に伴う全身的・局所的症状を述べることができる。
  3. ◎神経・血管・筋腱損傷の症状をの述べることができる。
  4. ◎脊髄損傷の症状を述べることができる。
  5. ◎多発外傷の重傷度を判断できる。
  6. ◎多発外傷において優先検査順位を判断できる。
  7. ◎開放骨折を診断でき、その重傷度を診断できる。
  8. ◎神経・血管・筋腱の損傷を診断できる。
  9. ◎神経学的観察によって麻痺の高位を判断できる。
  10. ◎骨・関節感染症の急性期の症状を述べることができる。
慢性疾患 一般目標 適正な診断を行なうために必要な運動器慢性疾患の重要性と特殊性について理解・修得する。
行動目標
  1. ◎変性疾患を列挙してその自然経過、病態を理解する。
  2. ◎関節リウマチ、変形性関節症、脊椎変性疾患、骨粗鬆症、腫瘍のX線、MRI、造影像の解釈ができる。
  3. ◎上記疾患の検査、鑑別診断、初期治療方針を立てることができる。
  4. ◎腰痛、関節痛、歩行障害、四肢しびれの症状、病態を理解できる。
  5. ○神経ブロック、硬膜外ブロックを指導医のもとで行なうことができる。
  6. ○関節造影、脊髄造影を指導医のもとで行なうことができる。
  7. ◎理学療法の処方が理解できる。
  8. ○後療法の重要性を理解し適切に処方できる。
  9. ○一本杖、コルセット処方が適切にできる。
  10. ◎病歴聴取に際して患者の社会的背景やQOLについて配慮できる。
  11. ○リハビリテーション・在宅医療・社会復帰などの諸問題を他の専門家、コメディカル、社会福祉士と検討できる。
基本手技 一般目標 運動器疾患の正確な診断と安全な治療を行なうためにその基本手技を修得する。
行動目標
  1. ◎主な身体計測(ROM、MMT、四肢長、四肢周囲径)ができる。
  2. ◎疾患に適切なX線写真の撮影部位と方向を指示できる(身体部位の正式な名称がいえる)。
  3. ◎骨・関節の身体所見がとれ、評価できる。
  4. ◎神経学的所見がとれ、評価できる。
  5. ○一般的な外傷の診断、応急処置ができる。
    1. 成人の四肢の骨折、脱臼
    2. 小児の外傷、骨折、肘内障、若木骨折、骨端離開、上腕骨顆上骨折
    3. 靭帯損傷(膝、足関節)
    4. 神経・血管・筋腱損傷
    5. 脊椎・脊髄外傷の治療上の基本的知識の修得
    6. 開放骨折の治療原則の理解
  6. ○免疫療法、理学療法の指示ができる。
  7. ○清潔操作を理解し、創処置、関節穿刺・注入、小手術、直達検牽引ができる。
  8. ○手術の必要性、概要、侵襲性について患者に説明し、いまくコミュニケーションをとることができる。
医療記録 一般目標 運動器疾患に対して理解を深め、必要事項を医療記録に正確に記載できる能力を修得する。
行動目標
  1. ◎運動器疾患について正確に病歴が記載できる。
    主訴、現病歴、家族歴、職業歴、スポーツ歴、外傷歴、アレルギー、内服歴、治療歴
  2. ◎運動器疾患の身体所見が記載できる。
    脚長、筋萎縮、変形(脊椎、関節、先天異常)、ROM、MMT、反射、感覚、歩行、ADL
  3. ◎検査結果の記載ができる。
    画像(X線像、MRI、CT、シンチグラム、ミエログラム)、血液生化学、尿、関節液、病理組織
  4. ◎症状、経過の記載ができる。
  5. ○検査、治療行為に対するインフォームド・コンセントの内容を記載できる。
  6. ○紹介状、依頼状を適切に書くことができる。
  7. ○リハビリテーション、義肢、装具の処方、記録ができる。
  8. ◎診断書の種類と内容が理解できる。

施設基準

  • 日本整形外科学会認定研修病院
  • 日本リウマチ学会認定教育施設
  • 日本手の外科学会認定病院

救急科

救急科からのお知らせ

当院が日本救急医学会指導医指定施設に認定されました。 img09

2016年1月から、当院が日本救急医学会指導医指定施設に認定されました。今後も地域の救急医療に貢献してまいります。
※2015年1月現在で認定されている施設は103施設のみです。



アメリカ各地の現役救急医が毎月当院にやってきます! img01

実施期間:2015年6月~2016年3月まで
実施会場:多根総合病院 救急外来

対象:救急に情熱を燃やす全ての人々(職種制限なし、年齢制限なし)

ご意見や見学など、本件に関するお問合せは
電話:06-6581-1071(代)救急科 野口
メール:info@tane.or.jp
または tane_er@tane.or.jp

右の画像をクリックで拡大してご覧いただけます。


日常業務当院救急科は北米型ER救急医療体制のもと、急性冠症候群、脳卒中、急性腹症、消化管出血、外傷、OHCAなど成人特定病態を中心に年間約7000台の救急搬送例に対応している。

また、2011年より大阪府災害拠点病院に指定されている。 専従の救急指導医、専門医とともに、麻酔科、急性腹症科、消化器内科、脳神経外科、神経内科、循環器内科、整形外科、形成外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科など院内各診療科専門医と密に連携を取りながら、救急患者の迅速、的確かつ緻密な診断・治療を行っている。 このため、平素の救急診療は、救急医と各診療科の専門医が一緒に診察し、指導も救急科専門医、各診療科の専門医が担当し、常に最新の診断・治療の知識・技術を習得できる指導体制となっている。

米国医師によるカンファレンス 米国医師によるカンファレンス

救急科の実績

救急科の実績
2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

救急

総件数

14,865 15,695 14,093 17,604 16,717 16,286


救急科の実績
2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

救急車

搬送件数

5,048 5,133 5,843 6,545 6,913 6,768

多根総合病院 救急科では『ER診療マニュアル』を作成しています。 救急外来で必要な知識が書かれた約300ページに及ぶマニュアルです。 当院では研修医や救急外来スタッフ、当直医に配布しています。

2年目研修医の感想
「救急外来で必要とされる知識がぎっしり詰まったER診療マニュアルはとても重宝しています。 この本を書かれた先生をはじめ、救急科専門医の熱い指導のもとで安心して研修ができます。 」

Ⅰ‐①.研修プログラムの名称

  • 多根総合病院救急科ER型専門医育成研修プログラム(平成27年5月新設)

Ⅰ‐②.プログラム概要

本プログラムは卒後3年目以降の研修医を対象として、自院のER・ICU、一般病棟に3年間専従し、救急科専門医の養成を行うための後期研修プログラムである。

Ⅰ‐③ .教育到達目標

ERで遭遇する疾病・外傷といったあらゆる患者への初期診療能力を体得するとともに、ICUや一般病棟での入院管理を通じてプライマリおよびクリティカルケア能力の向上も目指す。

Ⅰ‐④.研修施設

基幹研修施設 社会医療法人多根総合病院 救急科
研修プログラム責任者名:安部 嘉男

Ⅰ‐⑤.研修プログラム

1年目
研修到達目標 主にERで診療技法(問診・身体診察など)と主要な症候に対する鑑別診断能力を習得する。一部の入院患者診療を通じて他科専門医やコメディカルなどとのチーム医療を実践し、良好な医師‐患者関係を構築して救急医としての基礎を確立する。
指導体制 主に日本救急医学会指導医・専門医が個々の診療内容および手技に対して助言・指導を行う。さらに原則週2回、症例カンファレンスやレクチャー・抄読会を行い、救急医学・救急医療に対する見識を深める。
研修内容 日本救急医学会指導医・専門医の指導下、主にER及び一般病棟で診療を行う。日本救急医学会認定ICLSコースのインストラクターを務める。
2年目
研修到達目標 ERでの主要な症候に対する診療能力や救急医療全般に対する理解を向上させて、初期研修医や看護師などに指導できる。さらにICUでの重症管理に対する基本的な知識も習得する。
指導体制 主に日本救急医学会指導医・専門医が個々の診療内容および手技に対して助言・指導を行う。 さらに原則週2回、症例カンファレンスやレクチャー・抄読会を行い、救急医学(集中治療)・救急医療に対する見識を深める。
研修内容 日本救急医学会指導医・専門医の指導下、主にER及び一般病棟に加えてICUでの診療も行う。 一般病棟での診療は、初期研修医とともに研修1年目よりも主体的に行う。日本救急医学会認定ICLSコースのインストラクター(ディレクター)を務める。
3年目
研修到達目標 ERでのあらゆる症候に対する迅速かつ的確に診療能力を養い、ERでの指揮管理能力も習得する。 さらにICUでの重症管理に対する知識を向上させる。
指導体制 主に日本救急医学会指導医・専門医が個々の診療内容および手技に対して、随時、助言・指導を行う。 さらに原則週2回、指導医のサポート下で主体的に症例カンファレンスやレクチャー・抄読会を開催して救急医学(集中治療)・救急医療に対する見識を深め、具体的な問題点も提起する。
研修内容 日本救急医学会指導医・専門医の指導下、主体的にER・ICU・一般病棟での診療を行う。 研修2年目よりも、一般病棟・ICUでの診療を初期研修医とともに主体的に行う。 日本救急医学会認定ICLSコースのディレクターを務めるとともに、JATECTMや災害医療に対する理解も深めて災害拠点病院運営委員会にも参画する。

※なお、3年間を通じて年間の学会発表1回、論文投稿1編以上を目標とする。

Ⅱ‐①.研修プログラムの名称

  • 多根総合病院救急科専門医育成研修プログラム(複合型:他科研修2年を含む)

Ⅱ‐②.プログラム概要

本プログラムは卒後3年目以降の研修医を対象として、自院の外科あるいは神経・脳卒中センターと連携し、 外科あるいは脳卒中・頭部外傷治療を中心に救急医療に携わる救急科専門医の育成を4年間で行うための複合型後期研修プログラムである。

Ⅱ‐③.教育到達目標

救急医として全て救急患者の初療および患者の処遇決定を行うことができ、救急科専門病態の診断・治療さらにはサブスペシャルティとして鏡視下急性腹症、腹部外傷手術あるいは脳卒中緊急治療、脳内出血・開頭術などの緊急手術および周術期管理が行える救急科専門医となる。

Ⅱ‐④.研修施設

基幹研修施設 社会医療法人多根総合病院 救急科
研修プログラム責任者名:安部 嘉男
他科研修施設 社会医療法人多根総合病院 急性腹症科・一般外科
認証責任者:外科統括部長 小川 淳宏
社会医療法人多根総合病院 神経・脳卒中センター
認証責任者:脳神経外科部長 小川 竜介、神経内科医長 白石 翔一

Ⅱ‐⑤.研修プログラム

1年目(救急科)
研修到達目標 様々な救急病態を経験しながら、診療に必要な内科的手技・外科的手技を実践し、救急医としての基礎を確立する。
研修内容 基本的には、指導医・専門医と救急科(ER)患者の初療と処遇決定を担当する。
環境障害・中毒・各種ショック・熱傷・心肺停止蘇生後など救急科専門病態については、指導医の監督の下、積極的に担当医として初期治療から退院・転院までの診療を行う。
2年目(外科あるいは神経・脳卒中センター)
研修到達目標 外科あるいは神経・脳卒中センターの定型的手術の周術期管理ができ、手術助手の役割を果たすことができる。
指導体制 外科あるいは神経・脳卒中センター指導医・専門医とペアで患者を担当する。
外科あるいは神経脳卒中センター指導医・専門医により、個々の症例、あるいは手術手技につき指導や助言をうける。 術前カンファレンスで、受持患者以外の症例に関しても討論を行い、緊急治療手技、予定手術の適応、術式に関する経験や考察を深める。
研修内容 基礎的レベルの手術を適切に実施できる能力を修得するため、病態別の検査計画、治療計画を学ぶとともに手術助手および術前術後管理を中心に研修する。
3年目(外科あるいは神経脳卒中センター)
研修到達目標 外科あるいは神経・脳卒中センター医としての経験やスキルをさらに向上させ、基礎的手術の術者となる。
指導体制 外科あるいは神経・脳卒中センター指導医・専門医とペアで患者を担当する。
指導医・専門医から個々の症例、あるいは手術手技につき指導や助言をうける。予定定型手術に加えて緊急手術を経験し手術手技を習熟する。
研修内容 基礎的レベルの手術を適切に実施できる能力を修得するため、病態別の検査計画、治療計画を学ぶとともに手術助手および術者となるために多数の手術を経験する。
救急受診した急性腹症、腹部外傷、あるいは神経・脳卒中救急、頭部外傷の初期診療、放射線診断を行い、緊急治療手技、手術を経験する。
4年目(救急科)
研修到達目標 救急医としての経験やスキルをさらに向上させ、院内・院外で救急診療の実践における指導的な立場に立つ。
指導体制 救急科指導医、専門医により、必要な場合、あるいは本人が求めた場合に、指導や助言をうける。
研修内容 救急医療全体の指揮を取ると同時に、研修医に対しての指導や、院内外の救急医療体制、災害医療など地域医療や行政における救急医の役割についても学ぶ。他科研修での経験を基盤に急性腹症や脳卒中、頭部外傷、各種ショック、環境障害、中毒などの重傷病態の初期診療および外科的治療のリーダーとして診療を担当する。
4年間を通じて各種教育コースを積極的に受講する。各種教育コースを積極的に受講し、インストラクター資格の獲得も目指す。
救急に関連する全国学会で年1回以上の発表、地方会でも年1回以上の発表を行う。

施設基準

  • 救急科専門医指定施設

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