乳がん | 日帰り手術センター

乳がんとは

乳がんとは、乳房の中にある乳管もしくは小葉にできる悪性の腫瘍のことで、近年増加の傾向にある病気です。 乳がんの発生は成人女性に多く、50歳前後にそのピークがあります。触った時はしこりが硬く、動きにくいのが特徴です。


ただし、乳がんにも様々な種類があり、のう胞に囲まれている場合はやわらかく、 触っても動きやすいこともあるので自分で「大丈夫」と決めてしまうのは禁物です。

乳がんの発生率が高いのはどんな人?

乳がんは「エストロゲン」という女性ホルモンが関係しています。初経年齢が低い、閉経年齢が高いなど生涯において月経の回数が多く、エストロゲンにさらされる期間が長いことが罹患(疾病に新たにかかること)の要因のひとつになっています。


また、乳がんの増加は、食生活の欧米化も関係しています。乳がんと肥満の関係では肥満の女性はやせた女性に比べ閉経前は3倍かかりやすく、閉経後は12倍かかりやすいというデータもあります。

乳がんの検診

乳がんは体の上からさわって見つけられる、数少ないがんのひとつです。早期発見のために月に一度はチェックしてみましょう。


月経が終わって4~5日の間に行うのがベスト!その時期はもっとも乳腺が軟らかく、しこりを発見しやすいからです。月経前は乳腺が張って腫瘍を見つけにくい場合が多いようです。閉経後は毎月何日に検診を行うか決めておくと良いでしょう。


病院に訪れる人のうち、約70%の人が自分でしこりを発見したというデータがあります。どの程度セルフ検診を行っていたかによって、腫瘍を発見したときの大きさには大差があります。自己検診を全くしていない人が偶然に腫瘍を発見する大きさは500円硬貨の大きさ、定期的に自己検診を行っている人の腫瘍は1cm、もしくはそれ以下と言われています。


もしかして?と思ったときは早めに病院で検査を受けましょう。


▼セルフ(自己)検診の一例

  • 入浴の時に座った姿勢で
  • 入浴後、鏡に向かって
  • ベッドやふとんで仰向けに寝て

乳がん検診

乳がん検診は視触診、マンモグラフィー、超音波検査を用いて検査をします。 最近ではマンモグラフィー検診が主流になっています。

マンモグラフィー

J.POSH

マンモグラフィーとは、乳腺に異常があるかどうかをX線で調べる検査です。乳腺の病気の発見に有効です。 がんがあるとその部分が白く写り、石灰化した乳腺内のがんの発見や脂肪の多い乳房内の腫瘤の発見に効果的です。


当院では検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師(6名)が撮影し、検診マンモグラフィ読影認定医師(5名)が判定します。


多根総合病院は日本乳がんピンクリボン運動に賛同しています

乳がんの日帰り手術

当院では、乳がん検診から手術、術後療法までエビデンス(根拠)に基づいたトータルな治療を行っています。身体への侵襲(手術や医療処置など)を最小限にした麻酔方法と手術技術により早期退院が可能です。乳がん手術後の継続治療も患者さまひとりひとりにもっとも適した方法を取り入れサポートいたします。

必要最小限の切除で済む乳房温存療法が主流です

長いあいだ、乳がんの治療方法は「ハルステッド法」という治療法が主流でした。これは初期のがんでも乳房から大胸筋、小胸筋、わきの下すべてのリンパ節まで切除するという方法です。合理的な手術方法でしたが、腕のむくみや知覚異常などの後遺症が残り患者さまの生活の質を著しく低下させるものでした。


1980年代後半には胸の筋肉を取っても取らなくても生存率に差がないことがわかり、大胸筋や小胸筋を残す手術が一般的となりました。今では、診断技術の向上により早期発見が可能になり乳房温存療法が普及しています。

患者さまの負担を減らすセンチネルリンパ節生検

センチネルリンパ節とは「わきの下にある15個ほどのリンパ節の中で、乳がん細胞が最初に到達するリンパ節」のことです。


センチネルリンパ節生検を行い、ここに転移がなければリンパ節郭清も不要ということになります。当院では、パテントブルーを用いたセンチネルリンパ節生検を術中迅速病理検査で行っています。

乳がんの術後補助療法

術後補助療法とは、手術後再発を予防するために行われる治療のことです。「がんの再発の芽」を摘むことが狙いで、ホルモン療法、化学療法、放射線療法があります。


これらの療法をいくつか組み合わせて治療を行いますが、手術で摘出した腫瘍のがん細胞から乳がんのタイプを調べて、患者さまひとりひとりに最も適 した治療法を選択します。

院 長 日帰り手術名誉センター長 日本内視鏡外科学会技術認定医 丹羽 英記(にわ ひでき)

院 長
日帰り手術名誉センター長
日本内視鏡外科学会技術認定医
丹羽 英記(にわ ひでき)

乳がん手術よりもリスクの高い手術実績多数!


最近、わが国では乳がん患者が増加傾向にあります。当院では、胆石症や気胸など乳がん手術よりもリスクの高い日帰り手術実績が多数あり、そのノウハウにより乳がんの日帰り手術、短期滞在手術を行っています。


通常の入院手術に比べて、メリットの多い日帰り手術です。ぜひ、一度ご相談ください。


多根総合病院 日帰り手術センター
Tel: 06-6585-3054(直通)
E-mail: dsc@tane.or.jp

乳がんの治療の流れ

手術当日まで

1.外科外来受診

まず外来診療をうけていただき、手術の適応を判断し、必要な検査の予約をします。

2.検査

超音波検査、マンモグラフィー、穿刺吸引細胞診といった検査を行います。

3.手術室へ

手術当日は約1時間前に来院していただいております。

3.再診・説明と手術日の決定

手術前に必要な検査の実施。前回までの受診時に行うこともあり、検査内容は術式・麻酔により異なります。 DSコーディネーターより手術前と手術後の注意点について説明をさせていただきます。

4.麻酔・手術

手術後は日帰り手術センタ-に戻りますが、 麻酔時間が短いため覚醒は良好です。手術の後は、十分に休んでいただき術後約3時間で食事摂取が可能です。

5.退院

手術後、約5時間ほどで退院できます。退院に際して、患者さまの希望を確認します。希望により一泊入院も可能です。 退院が決まった後は、退院後の生活についてアドバイスさせていただきます。

手術翌日以降

6.電話訪問

退院の翌日に、DSコ-ディネ-タ-が患者さまのご自宅に電話を入れて状態をお伺い致します。

7.退院後

1週間後に外来受診していただきます。きずの観察・病理結果の説明をいたします。

乳がんの治療の流れ

乳がんについてよくあるご質問

Q.乳がんの手術後は、いつから仕事復帰できますか?

乳房温存療法、センチネルリンパ節生検を受けられた場合は当日退院、または手術翌日退院が可能です。 退院後は職場復帰も十分可能です。リンパ郭清を行った場合には、ドレーンが留置されますので2~3日の入院が必要になります。

日帰り手術センターについてのご案内・ご相談はお気軽に!

TEL.06-6585-3054※外来診察の予約はTEL.06-6585-2729

E-mail.dsc@tane.or.jpE-mailでのご質問には担当スタッフが折り返し返信します

社会医療法人きつこう会多根総合病院

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当院は、日本医療機能評価機構認定病院(ver5.0)です。